
陣内 貴美子 さん
オリンピックバドミントン日本代表
メッセージ:
バドミントンの由来は、1873年にイギリスの名門貴族が、その領地のバドミントン荘で恒例のパーティを開いた際、雷雨に見舞われ、暇を持て余していたところ、インドから帰った士官が、インドで行われていた「プーナ・ゲーム」を真似て、シャンパンのコルクに穴を開け、鳥の羽を刺したものをテニスのラケットで打ち合ったことがきっかけで国中に広がり、これを「バドミントン」と名付けたのだそうです。
バドミントンは、テニスよりも場所をとらず、屋内で行われることから天候による試合条件の不公平もありません。また、ラケットもたいへん軽いことから、女性や年配の方々にもゲームを楽しむことができるのも魅力です。貴族の遊びだったとは言え、本当の試合となれば、テニスでの横の動きに加え、コート(6.7m×6.1m)の中を前後に動き回る縦の動きがあり、その激しさはテニス以上と言われています。
ところで、最近、社会の動きで少し気になるのが、けん銃を発射した事件ですよね。テレビや新聞などで、暴力団の事務所やマンションの一室にけん銃の弾が撃ち込まれたというニュースを時折見かけるのですが、あれはとても怖いことです。確かに、バドミントンでも、スマッシュを打った瞬間の時速は300km/h以上にもなり、新幹線と同じ位の速さになります。しかし、シャトルコックの構造上、初速と終速のスピードの変化が激しく、微妙な飛び方を生み出すのです。
これに対し、けん銃は、人の殺傷を目的として作られた道具ですから、以前、アニメで「エイトマン」という正義の超人がいましたけれど、弾よりも速く走るエイトマンならともかくも、私たち普通の人間にとっては、簡単に避けるわけにはいきませんよね。 しかも、けん銃の撃ち合いなんかにはルールなんてありません。
私たちは、いつ、けん銃の犠牲にならないとも限らないのですから、けん銃のように、私たちの生活に不必要なものは、絶対になくさないとダメですね。
陣内 貴美子